毛皮を羽織る龍井茶芽

2010年の茶芽の産毛は2009年に比べて、比較的に濃密で柔らかくて、長いです。
一つ前の写真と比べると産毛の違いが分かると思いますが、いかがですか?

これも植物の自己防衛の手段の一つですね。

最近植物の観察を少し勉強しようと思ったところ、すぐこの異変な天候に遭遇し、運が良いというか、悪いというか、とりあえず、本が役に立ったことは確かです。
興味のある方はご一緒に楽しみましょう。
専門の方はご指導をお願い致します。

今古茶藉
簡 里佳

鉄観音という茶葉の被陰作り要因の一つ 1


写真は地面からみた雲の陰です。
美味しい茶葉を形成するたくさん条件中の一つは茶の葉に直射日光を浴びることをさけることです。
それ故、茶樹の被陰作りは茶畑を経営する上に、とても重要な仕事の一つです。
最近、中国では生態茶農園ということばは茶業界の中ではやりのようによく耳にします。
生態茶農園の農園作りは、優良品種(優良品種の定義は後に説明する)の茶畑を作ると共に樹木も計画的に植えられている。その植えられている樹木は茶樹にとって一定的な作用をもつ樹木が多いです。例えば、防虫、被陰、香り、など何やら一つの目的を有する(詳しいところは別の機会で纏める)

計画茶農園のほか、大昔ながらの茶葉産地は高い樹木、若しくは山の陰が一般的に被陰として使われています。
茶畑の開墾も樹林を切り倒し、計画的に樹木を残し、被陰に利用する。
このような茶畑の典型代表は龍井の茶畑を取り上げられる。

そこで、鉄観音の茶産地・安渓は概念中のような被陰らしいものが、完全にないというわけでもないですが、ほとんど見つからないくらいです。

安渓の茶畑になる山々は平均的に約900メートルから1,200メートルくらいの高さに揃えています。(一番高い山は約1,500メートルです。)(

山の高さは素晴しいほど揃えているため、どこの茶畑でも均一的に日照を受ける。
山と山の間、お互いに被陰作ることがほぼ出来ないくらいです。
お負けに、周りに高い樹木による森らしいところもなく、茶樹への被陰は地面から求めることがほとんど不可能に近い状態です。
そこで、地面から求めることが不可能であれば、空から求める他方法がないです。
春、秋の二季、本格的に茶摘みを行う前に、安渓の上空にいつもたくさんの雲が群れる。
茶葉が成長する時期にあたって雲が多く群れると茶葉に直射日光を浴びとことをさけることができる。

鉄観音の産地安渓の秋空 3


安渓の10月は風が強いです。

強い風は安渓の製茶に重要な役割を担っています。
特に冷たい北風は茶葉が含んでいる水分を素早く蒸発させ、涼青の時間を短縮させる効果がある。

涼青時間が短縮することはどのようないいことがあるかしら?
涼青時間を短縮することによって、水分含有量の少ない茶葉と水分の多い茶葉は涼青時間が長くなることによって水分少ない茶葉待ちきれずにかればになってしまう場合がある。
そうなると、製造したお茶は味と香気は雑味になりがちです。
素早く製茶が出来る環境も良いお茶を完成する要因の一つです。

今古茶藉より


コメント
投稿者 通りすがりの人 : 2008年10月25日 23:07
この写真、傑作ですね。
風で髪の毛が立っていることで、動きを感じます。
背景の段々畑となっている茶畑も、安渓の地形→山を感じます。


コメント
投稿者 簡太郎 : 2008年11月01日 19:23
有り難うございました。
安渓という茶産地の状況を伝えることができるといいですね。

鉄観音の産地安渓の秋空 2


2007年、安渓の秋空

2007年に比べて2008年の安渓は雲が多く感じます。
それ故、今年の安渓鉄観音の味は2007年に比べて、香りは爽やかよりも少々濃厚な香りを手しています。
味は甘みが強く感じ、やや重い感じがする。ちょっと春ぽいなところもあります。

お茶は嗜好品なので、善し悪しという話しではなく、今年の秋鉄観音の状況説明をするまでです。
参考までに、宜しくお願いいたします。

今古茶藉より

鉄観音の産地安渓の秋空 1


2008年、安渓の秋空です。
安渓の秋、特に寒露の時期になると空はボッツリと穴が開くようになる。

秋鉄観音の季節
 毎年、9月末から10月20日間に約20日間です。
内、寒露の日を挟む7日間に摘んだ茶葉で製造したお茶は
地元で良いお茶とされている。
 地元の茶農の話によると北風が吹いてくる時に作ったお茶が特に美味しいということです。
 今年の寒露は10月8日です。
 今度のお茶は10月4日から11日に摘んだ茶葉で作ったお茶です。
北風が吹くと何故お茶が美味しくなるだろう
 気象状況を調べるところによると寒露の日は北方の移動性高気圧の勢力が強くなって南下する時期です。
 移動性高気圧の南下につれ北方の乾燥する冷空気もやってくる。
南下する北方の移動性高気圧と夏が過ぎて衰える太平洋高気圧がぶつかると秋の長い雨が降り始まる。秋の長い雨が降るたびに冬が近づく。
 寒露頃の安渓の上空は、移動性高気圧が太平洋高気圧より強いときで、「秋高気爽」の天候です。
 秋高気爽の天候とは、ボッツリと穴が開くように雲なしの青い空を呈している。
 「長空無雲」状態の中、日中の日差しは強くなり、そうなると日照によって茶葉の高い香気が形成される。
 日中の強い日差しによって上昇する水蒸気は、冷空気によって夜中に霜や霧として振り落としてくる。茶樹は凍傷を防ぐために茶葉の中で糖分を造り上げる。そうなると茶葉の甘みが形成される。
 乾燥する冷空気は摘んだ茶葉が含む水分を失うスピードを加速させ、素早く製茶ができる。冷たい空気の中で造り上げた茶葉の香りは香気が高く、甘い味は雑味が少なく透き徹るような感じがする。

春の新茶・龍井・製茶・手炒茶


龍井の製茶は手で茶芽を炒りながら、押しつぶしながら形を作っていきます。
全工程は殺青、揮鍋(形を整える)、精選の三段階です。

殺青はよい天気で摘んだ茶芽は約20分から30分です。
雨の日で摘んだ茶芽は40分かかります。
約晴れる日で摘んだ茶芽を製茶時間の二倍です。
このような伝統的な製茶はもうこれから伝説になるかもしれません。
なぜならば、ほとんどの農民は機械性茶になっています。
簡太郎は皆様に手炒り龍井を提供出来るのはあと何年出来るかしら、
時代の変化に一人の人間の力は弱弱しく感じます。
せめて、今年は楽しく手炒龍井を飲みましょう。

春の新茶・その旅

3月中国に来て以来
下記のとおりに動いています。

3月5日
日本→上海
上海泊
中亜飯店
上海お茶市場
一時性に使用する缶を探すと今後、長期間で使用する缶の打ち合わせ。

3月6日上海→杭州
杭州泊
獅峰山から九渓経由龍井村を渡って、梅家塢まで、龍井の茶畑の状態を観察した。
夕方は○茶館の緑園店でごろごろし、厖さんと一緒に雲南にいくの準備をする。

半年くらい、山登っていなかったため、定例の足痛いは一週間ほど続きました。
3月7日杭州→昆明
昆明泊(雲南農大の近くにあるホテル)
農大の周先生に普アール茶の事を教えていただきました。
3月8日昆明泊
3月9日昆明→西双版納
西双版納泊
過渡期の古茶樹林の状態を観察します。
3月10日西双版納
西双版納泊
3月11日西双版納→昆明→杭州
杭州泊(浙工飯店)
3月12日杭州
杭州泊
午前中、梅家塢の茶畑に訪問した。
昼、凬吹さんが東京
に戻る。
午後、○茶館でごろごろし、次の日に福鼎へいく準備と手配をします。

3月13日杭州→福鼎
福鼎泊(民宿)

3月14日福鼎→温州
温州泊(半島公寓飯店)
福建省の東北にある地方群体種で作った天日干し紅茶を作ってくれるところを訪問し、十年間探し続けた紅茶の原型がようやく手には入れるかもしれません。
注文はしたが、後は出来上がるしたいです。
うまくいくか不安がいっぱいです。
99%の努力に天に1%の未知が残ります。
待つしかないです。

3月15日温州→杭州
杭州泊

3月16日杭州
杭州泊

3月17日杭州
杭州泊

3月18日杭州→新昌→杭州
杭州泊

3月19日杭州→上海→蘇州→東山
東山泊
3月20日
東山→杭州
杭州泊
お茶が本格的に摘み始まる
3月21日
杭州
3月22日杭州
3月23日杭州
3月24日杭州

春の新茶・龍井・晴日の茶畑


今古茶藉の龍井茶畑からのぞく谷の向かい斜面の茶畑

杭州西湖の近辺にある谷間、龍井茶産地の3月の様子です。

晴れる日の日照が茶の香りをいっそうさわやかさを増す。
空気中で豊富に含んだ水分子が茶葉に適切な水分を提供し、柔軟性のある茶葉を形成する要因のひとつです。
冷たい空気が茶葉の甘味を形成する最大な要因のひとつです。

春の新茶・龍井・茶摘開始


3月20日梅家塢も獅峰も開始しました。
梅家塢と獅峰両方ともに4斤(2キロ)です。開採早々4斤はこの十年間に
なかった記録です。いつも、1斤あるか、ないかくらいの量でした。
この十年間はいつも梅家塢より獅峰のほうが一日か、二日間茶摘が早かったが、今年は同日開採になりました。
この十年間、天気と戦ってきて、感じた事は、社会の進歩によって生活は改善され、安全確保といろいろの便利さの中で、徐々に麻痺していく人間の感覚、何気にすべてのことをやってもらう事が当然という感覚について恐ろしく感じました。
知識が乏しいところは無知によるおきた被害と富んだ知識を持つところは麻痺による起きた被害について被害の原因が違っても、被害の実質が違いないと思います。
天の顔色をはかりながら、生活する人間という気持ちは改めて、今年で思い知らされた。

春の新茶・龍井・茶摘開始

今年の新茶は十年に一度しかあえないお茶かもしれない。
思えば、1998年以来このような天候が出会ったことがなかった。

98年、杭州に来たときこのような寒さでした。
製茶を見ながら、寒くではきそうになって、朱さんの奥さんのコードを借りて龍井の製茶鍋のそばでずっと辛抱したことを思い出させた。

*新しく買ってもらったコンピュータなので、十分の使いこなせないです。
写真は後に載せます。もうしばらくおまちになって お願いします。

茶葉の芽がみずみずしく見えます。
サイズがこの十年に比べて、やや小さい句感じます。
まだ十分に成長していないのせいもあるが、茶木の成長をみてそう感じました。

梅家塢は3月16日茶摘がはじまった。
新昌も一週間前から、早いところが茶摘が始まった。
浙江省の南西部やや南部の麗水あたりも茶摘を開始した。
貴州辺りも一週間ほど前から茶摘を開始した。
各地方はすべてほんの少しの生鮮量しかないです。
これから、本格的に始まる。
いよいよです。